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チビスケ日記

チビスケ日記

2日目

 旅に早起きはつきもの。

 この日も、例外なく早起きでした。
 眠たい目をこすりながら、準備万端。
 午前中はジャングルへ、午後から海へ、というアウトドアの1日なので、
 旅行のために買ったアクアシューズをはいて
 デジカメを用意して、レッツゴー!
靴

 タートルバスという、ガイドさんも
 「オンボロボロバス」というくらいの、ゆっくりゆっくり走るバスに乗って、
 ホテルから走ること、約30分。
 30人くらいを乗せたバスは、
 ジャングル?リバー?らしきところに到着。
 やや古めのボートに乗り込み、出発!

 と思いきや、乗り込みに時間がかかっている。
 なんだろう?と思うと、乗り込むときに1組ずつ写真を撮っている。
 どうやら向こう岸で現像して、売り込むらしい。
 「ショウバイ」「ショウバイ」と言いながら、写真を撮っていた。
 どこに行っても、日本人って写真好きと思われているらしい。

 やっと全員が乗り込んだところで、出発。
 台風で雨続きだったせいもあって、川は泥水、湿気もたっぷり。
 ボートもゆっくり進むので、なんだか眠気が・・・・。

 と思って、横を見てみるとRさんがすでに夢の中。
 ちょっと目を覚ましては、また寝て、また目を覚ましたと思えば、また寝て。
 時に、ハッと目を覚まし、
 「よだれ垂れてた~(恥)」
 クルーズ中、ずっとこれを繰り返していて、
 本当に楽しかったのかしら・・・・???

 大きなイグアナを見ながら、終点へ到着。
 昔の人のお墓、というミニモアイ像?みたいなものや
 日本軍が五右衛門風呂にしていた跡を見ながら
 ジャングルを歩いていきます。
 日本もひと昔前は、こんな生活だったんだな~と感心。
 五右衛門風呂って、そういや父も入っていたと言ってたな~。
 
 ハイビスカスや石鹸の実、ドリアンなどいかにも南国のものも
 盛りだくさん。
 女性にはハイビスカスが配られ、
 「独身は左、既婚は右」と言って、耳に掛けられました。
 こうやってグアムの独身女性はアピールするんでしょうね。
 日本では、そんな直接的な風習はないような気がする。
 これも国民性の違いかな。

 歩いていくと、屋根のある小屋へ到着。
 そこでは、地元の女性らしき人がやしの葉で器用にかごを編んでいます。
 1枚の葉っぱが、かごや帽子、扇子になっていきます。
 昔の人の智恵ですね。感心しました。
かごつくり


 さらに、ボートをこいで、写真も撮って、「ショウバイ」「ショウバイ」と言っていた男性が
 木を使って、火を熾しました。
 1人三役こなさないとだめなんだな~、などと
 妙なところで納得。

 グアムはもちろん最新の機器があるし、
 今やこのような昔ながらの生活の智恵は、観光用でしかないんだろうけど
 でもこの穏やかさはいいな~と思いました。
 のんびりと暮らしている、そんな印象でした。
 そこに住んでいる人にとっては、そんなことはないんでしょうけど。

 そして、ボートに乗ってもとの場所に戻り、
 バスに乗ったところで、ガイドさんに3人が呼び出されました。
 
 なんだろう・・・いやな予感・・・・

 と思っていたら、なんと次のココスアイランドへ行くバスが迎えに来るから
 乗り換えろ、と言うことでした。
 このあとは、アイスクリームが食べられると言っていたのに・・・・。
 他のツアーのお客さんは、アドベンチャークルーズだけのツアーみたいです。
 ここからは別行動。
 「すぐに迎えに来るから、待っていなさい」
 と言われたものの、やっぱり人気のないところに残るのは少し不安。
 バリでのこともあるし・・・。

 と思っていたら、本当にすぐに迎えに来てくれた。
 そこから、また20分くらい車を走らせ、
 ココスアイランドへ行く桟橋へと向かうのでした。
 
 もちろん、Rさんはこの車内でもぐっすり夢の中でした・・・・。

 リバークルーズのガイドさんに、
 「なぜ、タモン湾がすぐ近くにあるのに、ココスアイランドへわざわざ行く?」
 と聞かれたことが、ずっと心に残っていました。
 「なんでわざわざオプション料金をはらっていくんだろう?」

 マリンスポーツがたくさんあるから
 そんな理由もあるかもしれません。
 それ以上に遊びなれていないのかも・・・・、
 そしてそう思っている観光客(日本人)は多いのかも・・・・
 そんなことを考えながら、桟橋で待っていました。

 グアム本島からボートに乗って、20分。
 40人くらいを乗せて、ココスアイランドという小島に到着。
 ココスアイランドと言うけれど、自転車で一周できるくらいの
 本島に小さな島。
 このツアーのリゾート施設があるだけの島です。
 おそらく、日本の会社が、日本人観光客向けに
 開発したんだろうな~と思わせるような場所です。

 それだけに、さらにここも、日本の景気が直撃しているような
 そんな印象を受けました。

 おそらく、5年前はきれいなリゾート施設だったんでしょう。
 グアム全体がそうなように、
 それから手を加えられていない、そんな様子が伝わってきました。

 本当にやっているの?と思わせるような
 受付カウンター、そして食堂。
 施設の半分は使われておらず、ほったらかし。
 雨のせいもあるのか、ややさみしいリゾート地でした。

 それでも、またまた、お腹をすかせている私たちは、
 ツアーについているランチバイキングへ直行。
 華やかなバイキングを想像していたのにもかかわらず・・・。
 私が唯一、食事の写真を撮らなかったランチでした。。。

 ここでも、雨のためか、海が泥水になっていて
 全然底も見えず、がっかりでした。
 
 ちょっとブルーな気持ちで水着に着替えたけど、
 そうはいってもここはグアム。
 海に入った瞬間、がっかり気分は一瞬で吹き飛び、
 一気にハイテンション。
 
 「荷作りに気合が入っていなかった」と出発の時から言っていたRさん。
 「日本には捨てるTシャツが、ダンボール1箱くらいあるのに」と
 悔やみながらもTシャツを購入してたけど、
 そんな気分も一気に吹き飛ばしていました。

 厳選して、マリンスポーツは「バナナボート」と「サンドバギー」。
 海に入ってハイテンションになった私たち。
 早く時間がこないかな~と心待ちにしているのでした。



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